高野山で阿字観を学んできました
5月16~19日まで総本山である和歌山県の高野山で
阿字観(「あじかん」と読みます)指導者養成講習を受けて参りました。
「まず阿字観ってそもそも何?」という方が大多数だと思うので簡単にご説明させて頂くと
阿字観とは真言宗独自の呼吸法そして瞑想方法で梵字の「阿」の字を見ながら座り、瞑想を行います。
リラックス効果に優れ、最近ですと痴ほう症にも効果があると注目されています。
私以外にも20人以上の坊さんが全国各地から阿字観を学びに来ており、今回は前期の講習だったので座学が中心の内容でした。
久々の精進料理や高野山での掃除やお勤めを行い、修行時代を思い出しました。
初心に立ち返るという意味でも高野山で学ぶことが出来て良かったです。
後期の講習が終わると晴れて指導者としての資格を頂けます。
うちの寺でも今後、阿字観体験の場を作ろうと思っていますのでご興味がある方は
お気軽にご連絡下さいませ。
後期は試験があるそうなので今から戦々恐々としておりますが頑張りたいと思います。