特集記事⑦「生前予約について」
「息子が独身のため、墓を買って継承者になってもらったとしても、そのあとを継いでくれる人がいません。親子や夫婦など、いま暮らしている家族と入ることはできますか?」(80代女性)
親子3人で子どもが独身だったり、息子夫婦に子どもがいないといった家族構成が増えていることを反映した動きだといいます。その場合、同じ墓に入ろうとする人が一緒に生前予約をすることとなります。
寺や霊園の仕組みによりますが、一緒に生前予約をしないと、遺骨が納められる場所がバラバラになってしまうケースもありますし、埋葬する時点で場所が決まる場合もありますので、ご注意ください。
逆に一緒に生前予約をしたものの、親の死後、子どものいない息子夫婦は最終的に一緒に入るのをやめたというケースでは当初の費用が無駄になってしまうことにもなりかねません。
生前予約をする場合、あとになって状況も変わることがありえますのでキャンセルの場合にお金がどうなるかも確認しておくといいでしょう。
ソナエ 夏号 2015年P26
すでに先祖代々之墓があるけれども継承者となる方がいないので永代供養墓を利用したいというご要望は今後増えてくると思われます。
上記に書かれているように一緒に生前契約をしないとご遺骨が納められる場所がバラバラになってしまうということは玉蔵院ではございません。
大事なのは、どなたかが亡くなった場合、納骨をする場所について
故人の遺志を大事にするのかそれともご遺族の意思を大事にするのかを
生前の段階できちんと話し合っておくことが大事になってきます。
ご家族で生前予約をする際もきちんと家族内で意思疎通を図ってからご契約頂きますようお願い致します。