星祭り法要を執り行いました。
先日、2月3日に星祭り法要を行いました。
星祭りは古来より行われてきた宗教行事で
人は皆、生まれながらに夫々定められた星を持っており、星祭りでは天空にある特定の星や星座を祭って(上記の画像にある星供曼荼羅という特別な曼荼羅を掲げます)
毎年順を追って巡りくる自らの九星を供養する儀式で宗派を超えて行われています。
節分は現在2月3日のみという認識が一般的ですが
季節の変わり目「立春」「立夏」「立秋」「立冬」という節気の前日を指している事に由来しています。
つまり2月3日は旧暦の大晦日にあたり、新年が良い年である様に祈願します。
今年も当寺では九星七曜二十八宿を基に、星回りの善くない年は悪事災難から免れるように、星回りの善い年はさらに善い年となるように祈願いたしました。
御札をお申込みいただいた方には、ご家族のその年の幸いと無事を込めお札をお渡しさせて頂いております。
遠方の方には本日郵送させて頂いたので届くまで少々お待ち下さいませ。
ちなみに夜には豆まきをしました。
昔はただ何となく行っていた季節の行事がその意義を考えるようになったこともあり
最近は「この伝統を守っていかないとなぁ」なんて感慨にふける場面が多くなってきました。
まだまだ寒い日が続くのでお体に気をつけて下さいませ。
それでは。