大施餓鬼法会、厳修いたしました!
久々の投稿です!
コロナ禍の中、本日、無事に大施餓鬼法会が執り行われました。
いろいろな制限がある中で、どうすれば皆さんが安心してご参列いただけるか、寺族一丸となって考え、新盆の方のみ本堂で法会に参加して頂くこととなりました。
いつもとは違う施餓鬼法要でしたが、その代わりに
・人数が少ないため、広々と本堂を使って頂くことができた
・できる限りで私語を慎んでいただいたため、厳かな式だった
・窓をすべて解放したため、堂内が明るく清々しかった
など、今回ならではの利点も十分にありました。
さて、施餓鬼では「お塔婆」を建て、亡くなられた方をご供養します。
お塔婆には、亡くなられた方の戒名とお塔婆を建てた方のお名前を書いてご供養します。
また、ご先祖さま以外にも、この世のありとあらゆる精霊を救い、自分と直接つながりのない“無縁”の方々(人外も!)の魂も救う法要です。
その施しの精神が、功徳となってご先祖さまに届き、追善供養となる。
というのが施餓鬼の意味です。
法要は少し退屈に思われるかもしれませんが、施しの大切さを知ると共に、自分のルーツを今一度考えることのできる貴重な行事です。
コロナが収束しましたら、ぜひお子様にもご参列いただきたいお寺の行事です。
夏のお祭りも、花火大会もすべて中止となってしまいましたが
この施餓鬼法会で少しでも夏の行事を味わって頂ければ有り難いです。