結縁灌頂
高野山真言宗神奈川宗務支所にて
22年ぶりに厳修された結縁灌頂に
玉蔵院からは32名の方に11月16日にご入壇頂きました。
玉蔵院の客殿にて昼食を取って頂き
初対面の方も多数いらっしゃったので自己紹介の時間を設けさせて頂き
お一人お一人マイクをもってお話し頂きました。
大型バスを一台貸し切り、今回の会場である鳥山町の三会寺さまに向かいました。
自己紹介の時間が功を奏したようで車内も和気あいあいでしたが
単なる日帰り旅行ではなく、今回は大事な儀式を受けるのがメインですので
車内にて簡単に瞑想の時間を設けて、心を落ち着かせた上で入壇して頂きました。
結縁灌頂に関して入壇されていない方にその内容をお話しするのは大きな罪であると
経典にも書かれている位なのでここに記すことは出来ないのですが
入壇後の皆さまのお顔はいい顔をされていてそれだけでもありがたかったです。
「神秘的な体験をさせてもらった」「仏さまに包まれている様な気がして安心して楽しめた」
「死ぬのが少し怖くなくなりました」などの感想も頂戴しました。
帰り道の高速道路からは綺麗な夕日と富士山が見えて
今回参加された皆さまのこの後の日々をそっと後押ししてくれているかのようでした。
私個人の話になってしまうのですが
こういった形の団体参拝は4年前の高野山参拝の時以来だったので
単純に皆様とご一緒できて楽しかったです。
結縁灌頂が近いうちに神奈川で開催されることはなかなかないのですが
場所は違えど、また皆さんで一緒にどこかにお参りにいけたらなと思います。