阿字観指導者講習を修了しました。


9月11日~9月14日まで総本山である高野山にて阿字観指導者養成講習(後期)を受けて参りました。
阿字観の説明については
先日のブログに書かせてもらっているのでそちらの記事をご参照ください。
後期の講習は指導法の実践がメインでした。 真言宗の宗祖である弘法大師空海様が
今でも定に入られている奥の院にて夜間の瞑想を行い 何より阿字観の大家であり、 御年88歳になられる山崎泰廣先生より直接、伝授を受けられた事が一番の財産です。
人は自分だけの力で生きているのではなく生かされている事を実感し
心の奥底を見つめていく事が重要である阿字観瞑想において 泰廣先生がおっしゃられていた
「我々はお月見など自然を愛でる気持ちや感謝の気持ちを忘れかけている」
というお言葉にハッとさせられました。
最終日には指導者としての実技試験があり、緊張しましたがなんとか乗り切りました(笑)合否が出るのが12月なので今からドキドキしながら結果を待とうと思います。
高野山を代表して阿字観を伝えていくという自覚を持ち、今後は自坊でも阿字観を行っていきたいと思っているので もしご興味がある方はご一報頂けると幸いです。