施餓鬼法要、どんなことをしているの?
8月7日玉蔵院の大施餓鬼法要は、お陰様で無事に修めることができました。
150名を超える多くのお檀家さん方にお参り頂き、誠にありがとうございました。
毎年行っているお施餓鬼ですが、お経の内容についてお伝えする機会がないのと私の勉強にもなるので書き出してみました。
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当日は、まず住職・副住職からお寺からのご報告、
そして東昌寺のご住職より法話を頂戴し、大施餓鬼法会のはじまりとなります。
大施餓鬼会の内容としては、下記それぞれの意味をもったお経をお唱えします。
・本堂に諸々の仏様にお出ましを頂くための「勧請(かんじょう)」
・お出まし頂いた仏様の徳を讃える「奠供(てんぐ)」
・華やかな祈りを込めた仏教賛歌である「対揚(たいよう)」
・真言宗の根本のお経である「理趣経(りしゅきょう)」
・大きな声でお唱えすると自身が仏の命と一体となれるとされる「ご真言(しんごん)」
・真言宗の開祖である弘法大師様に感謝と帰依の念を込めた「ご宝号(ほうごう)」
・最後に改めて仏の道を歩むことを誓う「廻向(えこう)」
・お釈迦様、一切の衆生、この世の全てのものの御名を唱えて礼拝する「称名禮(しょうみょうらい)」
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・・・どうでしょうか?
とてもざっくりですが、なんとなく内容を知っていると
来年からはより身近に法要を感じることができるかと思います!
玉蔵院(に限りませんが)の大施餓鬼法会や大般若転読会では、
組内といって同じ高野山真言宗のお寺の住職あるいは副住職をお呼びし
大人数の僧侶とともにご供養・ご祈祷を行います。
今回の大施餓鬼会も、延命寺のご住職、東昌寺のご住職、仙光院のご住職、
光照寺のご住職、長運寺のご住職、宗泰寺のご住職、東光寺のご住職と役僧さん、
仏乗院のご住職にご参加頂きました。
昨年は息子の出産と重なり欠席していたため
私は初めて大施餓鬼に参加させていただきました!
お檀家さんに息子をお見せすることができ、ご挨拶の意味でも有意義な日となりました。
ありがとうございました☆